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知っておきたい。足もとの基礎知識
歩く時や走る時、足には上半身の荷重と地面との接触時の衝撃がかかってきます。
とくに走っている時に足にかかる荷重は体重の約3倍といわれています。ジャンプする時はなおさらです。陸上競技の走幅跳びの踏み切り時は約850kg、走高跳びでは約1000kgもの荷重がかかるとされています。
それほどの大きな衝撃を足が支えているということを忘れてはなりません。
まずは足そのものの機能を正しく理解することが大切です。
足は手と同様に捕らえられがちですが、そのケアーに対しては感心が薄いのが現状です。しかし足には手先以上に大切な役割があります。
足の役割
◆足そのものの役割り

1.上半身を支え、体全体のバランスを維持すること
2.重心を保ちつつ、スムーズな移動を行うこと
3.地面の形状や状況に即材に対応すること
4.着地時の衝撃を緩和吸収すること
5.関節の柔軟性を活かしてして様々な歩行を実現すること
これらの機能を十分に発揮するためにも足もとの健康管理は大切なのです。
そして、その足を保護する役割を持つ「靴」の意味合いも大きいといえます。

足のもう一つの重要な役目として、血液の循環をサポートする「ポンプ」の役割りがあります。
足は生活する上で重要な働きをするにもかかわらず、血液を送り戻しする心臓からは一番離れて位置しています。よりスムーズな血液循環のためにも足は大きな役目を果たしています。

第二の心臓
◆「第二の心臓」といわれる由縁
その原理とは?
足の関節群れと下肢部(太ももやふくらはぎ等)が一体となり、その筋肉が伸びたり縮んだりすることで「筋肉ポンプ」となり血液の循環効率をあげているのです。足が「第二の心臓」といわれるのは、このことなのです。
だからこそ、より感心を持ちケアをしなければならないのが足といえることができるでしょう。


足には「3点アーチ」がどなたにもあります。このアーチ3本で上半身の荷重と足への衝撃を柔らげる、クッションの役目を果たしています。
ただ、このアーチはその方の癖や習慣で変化します。このバランスが崩れた時に、タコができたり外反母趾になったりと様々な症状を引き起こす“引き金”となります。
3点アーチ
◆足を支える「3点アーチ」とは?
当店が行う検査は
その方の3点アーチ把握
がベースにあります。
多く見られるのは「内側アーチ」の低下です。このアーチが低下することで、足が内側に傾き膝や股関節、腰などに悪い影響を与えます。
女性の方に大きのは「横アーチ」の低下です。横アーチが低下すると外反母趾の原因にも。また足の第2・3趾(人差し指と中指)の付け根あたりにタコやウオノメが出来ている人も、この横アーチの低下が原因です。
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