“扁平足”にも重症があるんです

 

❶怖いのは外反扁平足
ご存知の通り、足の裏の「土踏まず」がない状態の足を扁平足といいますが、土踏まずがないだけでなく、立っているときに後ろから見ると両方のかかとが「八」の字になっている症例を「外反扁平足」といいます。右写真の下が正常の足の重心、上が外反扁平足の重心です。外反扁平足が重症になってくると、足の内側だけで接地し、足の外側が浮いてしまうこともあります。一般的は扁平足は足の変形以外には無症状なのが特徴ですが、「転びやすい」「痛みが伴う」「歩き方がおかしい」など具体的な症状が出てきたら骨の状態を把握すこることも大事です。この場合は病院でのX線検査などが必要となります。
 
 
 
扁平足には体重をかけていないときに土踏まずがある柔らかい扁平足と、体重をかけていないときでも土踏まずがない硬い扁平足があり、多くの場合は柔らかい扁平足です。
柔らかい扁平足の場合は、アーチサポートや治療靴による装具療法を行いますが手術を要する治療法はきわめてまれです。このアーチサポートの役目を果たすものの一つが、自分の足底にあったオーダーインソールなのです。
オーダーインソールは、この土踏まずをインソールでつくり、本来の機能回復への手助けをするのです。
一方、硬い扁平足の場合は、先天性垂直距骨や足根骨癒合症による場合があり、精密検査の必要があるとともに、手術を要する場合もあります。